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趣味・日本文化
華道
華道は日本の伝統的な芸術であり、
花を飾る文化は太古の時代、
仏前へ草花をお供えすることから
始まりました。
「花は人の心である。」
「草花には人間と同じ命が宿る。」
花を生ける時、花を見つめて感じる感情
または理想とする美しさを花に捜し求め
花に託して表現するということです。
生けられた花や草木は、活けた者の心を写しだす鏡。
心に秘めた美や理想がいけられた瞬間、眼前に現れます。
また、自然の美しさに気づかされ、教えられることで、
心をより豊かにすることができるのです
自然な美しさを表現することは、
私たちも自然の一部であることを実感できます。 人は生けられた花や草木に季節を感じ、癒されるのです。
いけばな(華道)のお稽古始めに揃えたい道具
| 華道用鋏(花はさみ) |
わらび手ばさみ・・・ 持ち手がクルッっと巻いたもの
つるてばさみ・・・ 持ち手が輪になっているつる手のもの
葉物用はさみ |
| 花器 |
一輪挿し・・・
花一輪を楽しむ花器。和花でも洋花でも使いやすい。
花瓶(かへい)・・・縦長の陶製花器。投入花、生花によく用いられます。
水盤・・・お盆状の広くて浅い花器。
コンポート花器・・・果物を盛るための器“コンポート”を
花器に転じたもの。
鉢・・・水盤よりも中央が深くなっているもの。
筒・・・細長く寸胴のもの。
壺・・・胴の部分に膨らみがあり、口が狭まっているもの。
吊り花器・・・吊るして使う花器。
ガラス花器・・・形はさまざま。涼しさの表現に最適。
竹花入れ・・・竹でできている。
籠花入れ・・・投入花の花器として古くから好まれてきました。 |
| 剣山 |
角型 丸型 細長角剣
花材を固定するものを花留めといいます。
剣山は代表的な花留めです。 |
| 花台・敷板 |
床の間に花を飾るときに花器の下に敷く台や板。 |
| 花合羽 |
お花を包んで持ち運ぶときに使う生花用品です。
また、お稽古のとき下に敷いて花風呂敷としても使います。 |
いけばなの形
| 立花・立華(りっか) |
室町時代に盛んになった立て花が原型で、主となる花材を花器の中心に挿し立てる形です。 |
| 茶花 |
茶席に飾る花。可憐な山野の花が好まれます。 |
| 生花(せいか・しょうか) |
各花(かくばな)とも言います。基本的には天・地・人の3つの役枝が三角形もしくは円形に構成されています。 |
| 文人花(ぶんじんばな) |
煎茶席に飾られる花。 |
| 盛花(もりばな) |
明治時代中期に小原流の創始者、小原雲心によって考案されました。水盤を使って花材を盛るように構成します。 |
| 投入花(なげいればな |
盛花が考案されたことで、口が狭く、丈のある花器に挿すいけばなを投入花と呼ぶようになりました。盛花と同様、現代いけばなの各流派に広く取り入れられています。 |
【華道の歴史】
仏教伝来以降、
仏様にお供えする供花が日本でも定着し、
「たて花」と呼ばれるものになりました。
また、室町時代になると住宅様式の変化から
床の間の原型である「押板」と呼ばれる場が
作られるようになりました。
ここに生けられる花の形式が
徐々に決められるようになります。
江戸時代を迎えるといけばなは
富裕な町人の間にも普及しはじめます。
座敷の床飾りとして生花が飾られるようになり、
多くの流派が作られました。
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